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英「ふーむ……」ペラッ
キール「どうした、親父?」
英「ん、あぁ。もっと多くの人間に、妖怪や妖魔について知ってほしい、って事で紫に図鑑の編纂を頼まれたんだが……」
キール「資料が足りないのか?」
英「文献は多数在るんだが、図解が必要でな……そっち方面が足りない。」
英奈「文さんにでも頼めば良いんじゃない?」
英「……なるべく畏怖をもたらす絵図を使えとの事だからな。昔ながらの物が望ましいのさ。」
キール「成る程ねぇ。だが、簡単には手に入らないんじゃないか?」
英「んー……あそこなら、あるいは……」
英奈「何か心当りが?」
英「あぁ。二人にお使いを頼みたい。俺はもう少し、手持ちの資料で出来る事を詰めてしまうから、行ってきてくれ。」
英奈「うん、分かった。」
キール「……まぁ、いいか。で、何処に行けば良いんだ?」
英「地図を渡すから少し待っていてくれ。店の名前は……」
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