桜の木

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私は急いで着替え階段をかけ下りた 「おばぁちゃん!!どうして起こしてくれなかったの!!」 私は家中を走り回りながら叫ぶ 「あれ?今日からだったのかい?」 呑気な声のおばぁちゃん 「そうだよ!!」 時計を見ると8時になっていた 「ヤバイ、乗り遅れるー。」 「今日は何時に帰って来るの?」 「分からない、それじゃー行ってきまーす。」 「行ってらっしゃい。」 私は慌てて家を飛び出した 家の庭にはおじいちゃんが居て、話しかけたかったが今はそれどころではない 急いで駅に向かう私 今までにないくらいの速さで自転車を漕いでいる 私は電車に間に合うだろうか?
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