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隣の町に着いた晃は、とりあえず自宅に電話をかける事にした。
晃「あー、もしもしお袋?オレだよオレ、いやオレオレ詐欺じゃなくて、、。実はさぁ、困った事になって」
弥生「晃、何があったかしらないけど、商品券をもらうまで帰って来ちゃダメだから。分かった?」
友琉「どうした、晃からか?商品券って何の話しなんだ」
弥生「葬式に参加したら商品券をもらえるのよ?しかも5万円よ、凄いでしょあなた。もらえたら、あなたのお酒代とかお小遣いにいくらかあげるから♪」
友琉「おーい晃、商品券もらうまで帰って来るなよ。じゃあな、頑張れよ」
晃が反論する前に、友琉は受話器を置いた。
ナレーター『こうして、非常にも電話は切られてしまった。 (笑) 全くもって呑気な夫婦である。』
晃「ちょっと、親父にお袋、、。なんて薄情な親なんだ。息子が可愛くないのか?」
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