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部屋の中央には10人は軽く座れるテーブルに薄型TV。
台所に食器棚………、の前に落ちている皿。
「さっきの音の正体はこれですね。」
さて、正体もわかったことですし、みなさんの所に戻りますか。
でも、何故皿が落ちているんでしょうか?
『……ゃ……ぃ……。』
おや?なんでしょうか、今の。
声……のような気がしますが。
「誰ですか。何が言いたいんですか。」
すると、さっきよりも今度はハッキリと声が聞こえました。
『ラルフ、二階の右側の部屋、全員いる。』
「誰かいるんですか?」
この館にはルシファー、イン、ラルフ、そして私の4人しかいないはず……。
『……早く、行け……!』
名のわからぬ声はそれだけ言うと、聞こえなくなった。
私はルシファーとインがいる玄関に急いだ。
玄関に着いて私は驚きました。
「…誰も、いない。」
そして、さっき聞いた声
‐‐‐二階の右側の部屋‐‐‐
私は無意識に二階へ上がった。
周りに誰も居ないことを確認して、右側の一つの扉を開けた。
ギィーーー………
⛄
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