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『声が出ないのなら、俺を引き留めるなり何なりすればいいだろうが…』
男は面倒くさそうに、セシルの首に手をかざした。
セシルは一瞬 怯んだが黙って見ていた。
男の手が光だしセシルの喉に当てられた。
男は事を終えると手を離した。
『…………』
『………黙っていないで声を出してみろ。』
セシルは半信半疑だったが声を出そうとした。
『……あ……声が…で…た』
『それでいい。俺は本当は嫌だが腕と足も治してやる…』
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