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『チッ……少しばかり油断したな…。』
男はそう言ってセシルを抱き抱えた。
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『……んッ………』
セシルは寝返りを打ち天井を見た。
『……んッ?……はぁ?…何処よ、ここ…』
セシルは上半身だけを起こし辺りをゆっくりと見渡した。
『…見事に殺風景な部屋ね。私の家より無いかも…』
『殺風景な部屋で悪かったな……。』
セシルは声のした方へと顔を向けた。
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