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『っ!!!…ふざけないで……私の意志を無視してそんな事したら、私は貴方を殺るけど?』
セシルはどんな状況でも男を、冷たい目で見ながら、睨み付けている。
『殺る?何の力も無いお前が俺を殺るだと?笑わせる……今の無力なお前に何が出来ると言うんだ?
今、この手に力を込めればお前の手は赤子の手を潰すようなもんだ。
お前は改めて、自分の立場を分からせないとな?』
男はそう言って不適な笑みを浮かべたのと同時に少しずつ、手に力を込めていく。
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