新しい制服に着替えて

7/18
前へ
/77ページ
次へ
純平「北乃ー、帰るぞ。」 北乃「おぉ、今日はカラオケじゃないよね?(笑)」 隼人「マックとかでよくね?演歌飽きたわ(笑)」 (あれ…?筆箱がない…大事な宝物入ってるのに…) ―――――――――――――― 午後5:30。 まだ筆箱は見つからない。 どうにかして見つけないと… ガラガラ… (誰か来た…?) 北乃「あれ?花川さん?どうしたの?」 「あ、筆箱なくしちゃったみたいで…」 北乃「筆箱?こんな時間まで?(笑)」 「大事な宝物入ってるの…」 北乃「あ、そうなんだ…一緒に探すよ。」 「え、いいよ。北乃くんはどうして帰ってきたの?」 北乃「あー…呼び出されて?(笑)」 「呼び出された…?誰に?」 北乃「それは言えないよ(笑)女の子。」 「あ…告白みたいな?」 北乃「んー…そーかな(笑)」 「そーなんだぁ…付き合ったの?」 北乃「いや…名前も知らなかったし(笑)」 「あはは(笑)」 北乃「そんなことはどーでもいいの。筆箱何色?」 「あ、紺色のこれくらいの大きさ。」 北乃「落とした覚えはないの?」 「うん…」 北乃「そっか。ちょっと外探してくるね。」 「ありがと。」 ―――――――――――――― もう6:30だ…北乃くん帰っちゃったかなぁ。 北乃「花川さんっ。あ、いた。あったよ。これ?」 「うん!ありがとう♪」 北乃「帰っちゃったかと思ったよ…」 「どこにあったの?」 北乃「あー…まぁその辺。」 「ありがと…ほんとにありがとう♪」 北乃「いいよ。何かあったら、また言って?」
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加