2人が本棚に入れています
本棚に追加
純平「北乃ー、帰るぞ。」
北乃「おぉ、今日はカラオケじゃないよね?(笑)」
隼人「マックとかでよくね?演歌飽きたわ(笑)」
(あれ…?筆箱がない…大事な宝物入ってるのに…)
――――――――――――――
午後5:30。
まだ筆箱は見つからない。
どうにかして見つけないと…
ガラガラ…
(誰か来た…?)
北乃「あれ?花川さん?どうしたの?」
「あ、筆箱なくしちゃったみたいで…」
北乃「筆箱?こんな時間まで?(笑)」
「大事な宝物入ってるの…」
北乃「あ、そうなんだ…一緒に探すよ。」
「え、いいよ。北乃くんはどうして帰ってきたの?」
北乃「あー…呼び出されて?(笑)」
「呼び出された…?誰に?」
北乃「それは言えないよ(笑)女の子。」
「あ…告白みたいな?」
北乃「んー…そーかな(笑)」
「そーなんだぁ…付き合ったの?」
北乃「いや…名前も知らなかったし(笑)」
「あはは(笑)」
北乃「そんなことはどーでもいいの。筆箱何色?」
「あ、紺色のこれくらいの大きさ。」
北乃「落とした覚えはないの?」
「うん…」
北乃「そっか。ちょっと外探してくるね。」
「ありがと。」
――――――――――――――
もう6:30だ…北乃くん帰っちゃったかなぁ。
北乃「花川さんっ。あ、いた。あったよ。これ?」
「うん!ありがとう♪」
北乃「帰っちゃったかと思ったよ…」
「どこにあったの?」
北乃「あー…まぁその辺。」
「ありがと…ほんとにありがとう♪」
北乃「いいよ。何かあったら、また言って?」
最初のコメントを投稿しよう!