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「あれ?和香ちゃんじゃん。」
「あ、みくちゃん。」
友達になったみくちゃんは、カバンを持って一緒に帰る友達を待っているのだという。
「ていうか和香ちゃん、どうしたの?」
そう言われて言葉に詰まるあたし。
…いいか、友達だし助けを求めよう。
「あのねみくちゃん…」
「……そっかー。」
「うん…だから、どうやって入ればいいのかなって。」
あたしはみくちゃんにすべて話した。
「ここはもう勇気出してさ、ガラっとドア開けて入っちゃえばいいんだよー。」
「だからあたしはそれができない…」
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