私は仔猫。

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 怜司は、とても綺麗で優しい。金髪に、深い森のような碧色の瞳をしていて、そこにいるだけで絵になる。 「小雪…起きてたのか」  背後から突然声をかけられ、私はついビクリとしてしまう。怜司が眠たげな顔をして、私を見ていた。
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