僕らまだ作り途中

所詮子供

「､､､､､､､､､眠いなぁ」

ボソッと呟いた。
あまりに暇らしい名雪は、髪をいじりながらダラダラしている。

コンコン

鉄格子の入り口からノックがする。

「仕事だ。」

雑用の男が声をかけ、下に降りていく。
鍵は開けられた為、仕方なく名雪も下へ降りていく。

指名がきた名雪は、小声で歌を歌い続けながら降りる。

足枷がゴトゴトを音をたて、とても重そうだ。名雪はそれを気にせず、降りていく。