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「ちょっと、そっちには少し知り合いがいてね聞いていたの。でも、何で〈へカート〉?こういうのって魔法らしいものじゃないの?」
「いや…お前の顔で決めた」
「私の?」
「だって、お前髪を水色にしたら完璧なシノンじゃん」
「あ、私もそう思った」
天照まで…そう言えば、S○Oの5巻と6巻買いに行ったら。立ち読みした人が私を見て驚いていたけど…そうだったんだ。
「お前、気づかなかったのかよ…」
「いや、あんまり気にしなかったから…」
正直、自分の顔が二次元のキャラだって気づく人いないと思う。
「まぁ、そういうことでこれをやる。性能を説明するぞ。弾丸は魔力で補充される、射程は無限で、目標をイメージしてスコープを覗けば簡単に映る。威力は調節可能だ」
「何そのチート」
「いやもうチートだし、神様が作ったんだぞ。それくらい普通だ」
神視点ならそうだけど一般人だから。
「私のも説明しますね。能力は[神斬]、文字の通り神の防御や神そのものを断ち切る力。この刀に切れないものはないわ。もう一つは[断罪]、これは対象の罪そのものを断ち切る能力。また、罪を犯したものの存在を切り裂く能力です」
「更にチートに…」
「何を今更…」
アポロンさんは呆れながら呟いた…
「まぁ、これくらいですかね…じゃあ、早速渡しますね」
天照さんはそう言うと、私は光に包まれた。
「これでOKです。試しに使ってみてください」
「わかりました」
イメージをする。そうすると私は光に包まれ、目を開ける。
「服を変えたけどどうかな…?」
「ほらよ、鏡だ」
鏡を見ると…
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