何故?

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サンドカラーのマフラーを付け、深緑色のジャケットを身に付け、足がスラリと目立つハーフパンツ… そう、G○Oのシノンだ。 「ちょっと待ってね…」 天照さんはそう言うと、また私は光に包まれ、目を開けば髪は水色になった。 「やっぱり、これくらいはしないと」 笑顔で天照さんは言った。性格はアレだけど、この笑顔は女の私でも見とれてしまった。 「じゃあ、そろそろ行きましょうか」 「え!?まだ行き先の知識を説明してませんよ」 「大丈夫。後で作者が説明するから」 「メタやめれ」 「じゃあ、気お取り直して…あなたはこれから異世界に転送します。そこでは人だけでなく様々な種族の者がいます。また、生き物を殺さなくてはなりません。それでも、あなたはその心…善悪を見抜く心を忘れないでください。心配は無用です。あなたは私が見込んだ人間です。だから…お幸せに…」 「俺からも言うことがある。お前の力は危険だ。だが、お前なら使いこなせるし、力に溺れる心配はない。だから安心して行ってこい」 二人は真剣な顔で私に自分の思いを行ってきた。 私は、その二人に笑顔で… 「行ってきます!」 と、伝えた… 「では…またいつかお会いしましょう」 「またな~」 その言葉を最後に私は暖かい光に包まれた…
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