エンカウント

4/7
前へ
/1372ページ
次へ
‐優輝 side‐ 今私は、森の中にいた。 まぁ、予想はしていたけどね。 「ここはどこだろう…」 流石に居場所がわからないと困る。 …そうだ! 私は創造属性を流してイメージする。 [世界地図][居場所がどこでも確認可能][持ちやすい][自動で魔物・敵を察知][指定の能力情報提示] イメージが固まって発動する。 手のひらにはD○みたいな機械が乗っていた。 「祝、初めての魔法成功」 初めての異世界で、本に書かれていた魔法が自分も使えるという事に感動した私でした。 「そんな事より、此処はどこだろう」 調べてみると、此処はフェザー公国の近くの森らしい。 「門までの距離は…そう遠く無いわね…さっさと行こうっと」 そう決めた私は○Sを閉じようとするとあるマークを発見した。 「なにこれ…Danger…?」 危険?マークが出ているけど何だろう? 「検索、検索ぅ…っと」 ブレイズドラゴン→攻撃(指定:人間) 場所:門から1800m(ここからの距離:700m) 攻撃!?しかも人間!? もしかして、この青丸がその人間!?動かないってことは…何かの理由で動けないか、恐怖で動けないって事!? 「急がないと…」 私は急いでそこに向かった… まずい!もうブレスを吐こうとしている!もう少しなのに… 「そうだ!」 (来て…〈へカート〉) 私がそう願うと、重いものがのった感じがした 「よし…!」 私は急いで地面にうつ伏せになり、二脚を構えたへカートを構える。 スコープからドラゴンを見て狙う…タイミングはブレスを吐き始めたとき! 感情を殺し…【着弾予測円】がドットまでに収縮する… ドラゴンがブレスを吐く…私はトリガーを引き絞る…
/1372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7658人が本棚に入れています
本棚に追加