エンカウント

5/7
前へ
/1372ページ
次へ
ドラゴンはブレスが吐き出したタイミングに弾丸を食らったので…吹き飛んだ。 「ふ~」 間に合った…急いであの子の下に行かないと。 私はへカートを消して急いで立ち尽くしている人の下に向かった。 女の子だった…この子…諦めて、目をつむっているわね… 「何、諦めようとしているの…?」 思わず言ってしまった。 色々言いたいけど、まずはあれを何とかしないと… 目の前のドラゴンは私を睨みつけている。 どうしよう…想像以外の魔法は何があるか分からないし、何を使うべきか… そう考えていると、ドラゴンは尻尾で私を攻撃してきた。 「…っく」 急いで、後ろにいる女の子を抱いて躱した。 「危険だから此処にいて」 女の子の返事を聞かず、ドラゴンと対峙した。 そうだ! 急いでイメージをする。 黄金の柄、白銀の様な美しい両刃剣…皆ご存知、F○teのセ○バーの『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』です。 「実験です…エクスカリバーァァァ!」 いきなり【風王鉄槌(ストライク・○ア)】を発動する… ドカァァァァン!! 8m位のクレーターができた… (やりすぎた…)(゜д゜;) だって、ドラゴンが肉片も残らず消し去ったんだよ! チートな私が作るとこんな威力になるのか… 加減の大切さを知った私は女の子のもとへ歩いて行った。 ‐優輝 side end‐
/1372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7658人が本棚に入れています
本棚に追加