7658人が本棚に入れています
本棚に追加
ミラさんについて行くと個室に着いた。
「じゃあ、ここにある水晶に魔力を流してね」
「はい」
ミラさんに促されて水晶に手を当てた。
…さて…魔力量はどうしようかな…確認したけど一般の17歳の魔力量は8000、帝ってのもいるけどその人たちは10000以上となっている。帝は…却下。めんどくさいに決まっている。平均よりちょっと多めにしようかな…
そう考えていると後ろから…
「ミラさん、実はさっきの依頼の途中でブレイブドラゴンに襲われたんですけど」
「えー!?よく帰って来れたわね」
「はい、そこでユウキに助けてもらったんです。ユウキすごいんですよ!一撃で倒したんです!!」
「ホントに!?」
「はい!しっかり見ました!」
と、聞こえた…
しまったー!!あれを隠すように言っときゃよかったーΣ(゚д゚lll)
これじゃあ、VSフラグが無条件で立ってしまうじゃないか!?
仕方がない…30%でいいか…
そう考えた私は魔力を流した…そうすると…水晶にヒビが入った…
え!?加減してヒビ!?
「嘘…この水晶は10万まで測れるのに…ヒビが入るなんて…」
やっぱりー!!
「これ、金貨8枚もかかるのに…」
そっちの心配!?しかも結構高額!!
「まぁ、マスターに報告しないといけないわね。水晶の予備費用をもらわないと」
色々おかしいけど、フラグ回避不可能か…
じゃあ、マスターに話してくるからここで待っててね
と、ミラさんに言われ、ソラと一緒にギルドのバーで一緒にティータイムしています。
最初のコメントを投稿しよう!