ギルドと家探し

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「ええ!?いきなりC!?」 そういえば、さっきは空気になっていたけどソラって最近Cになったんだっけ。 「何でいきなりCに?」 「貴方がブレイブドラゴンを倒した事と経験量から考えてそうなったわ」 そうなのか… 「ランクは大丈夫?一応、説明するわねン」 F→E→D→C→B→A→S→SS→K→Q→Z                  となるわ 「このQ・Kは?」 「これはKINGランク、QUEENランクよ。帝はこのランクじゃないとなれないわ」 ミラさんが説明してくれた。 「あと、Sからは二つ名がつくわよ。恥ずかしかもしれないけど、ここからは高額の依頼がたくさんあるわよ」 うーん…Sランクじゃないと高額の依頼ができないのか…仕方がない…ここまでなるか。 「話は終わったか?じゃあ、マスター(汚物)はいつものGブルのステーキとワインな」 「此処はワタシが奢るわよ」 「いいんですか?」 「お祝いよ。さぁ、遠慮なく頼みなさい」 マスターの言葉を聞いた私は遠慮なく色々頼んだ。 「すごいね…ユウキは、いきなりCだもん」 「そうかな…」 そんなに褒められると恥ずかしいな… 「そう言えば…ソラって時間大丈夫?」 「何が?」 「あなた、今日って母親の誕生日じゃなかった?」 門に向かう時にそう言ってた。 「あー!?今は…」 今の時間は地球では午後6時30分 「急がないと…!あ、ユウキも来て。お母さんやお父さんに紹介したいから」 「え?いいの?」 親子の団欒を邪魔はしたくないんだけど… 「大丈夫!皆、歓迎するよ!」 私が返事をする前にソラに手を引かれ一緒に走り出した。
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