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「理由は面白そうだったから」
「そんな理由!?」
まぁ、いいか。面白そうだし。
「あと、基本属性と破壊属性には派生属性というのがあるわ」
火属性→炎属性→聖炎属性→神炎属性
水属性→氷属性→絶対零度→神水属性
風属性→烈風属性→嵐属性→神風属性
地属性→溶岩属性→神地属性
雷属性→迅雷属性→神雷属性
破壊属性→崩壊属性
「と、こんな感じね。神がつくのはあっちの世界では確認していないわ」
「なるほど…」
さて、何にしようかな…
「これは、あなたの得意属性を決めるものよ」
「どういう事?」
「あなたが行く世界では6大貴族がいるけど、彼らは基本属性のどれか1つが得意なだけで、ほかの属性が使えるのよ。グラフにすると、得意な属性を5、ほかを3か2くらいになるわ。例えば火の貴族だと、火が5、水が1、雷が3、土が2、風が4という感じね」
じゃあ、これってあまり意味がないってこと?
「そういうことね。はっきり言うと、このグラフは得意属性がある場合にしたものよ」
「じゃあ、やっぱり全部ください」
得意属性は適当に言えばいいし。
「わかったわ。これで大体はOKね。あとは、私の天之尾羽張をあげましょう」
「え、どうして?」
「お詫びとおせっかいかな?何かあなたにこれをあげたいの」
「なら、俺からもプレゼントしたい」
「あなたも?」
何でアポロンさんまで?
「面白そうだから」
理由はアレだけどもらえるものはもらっとこう
「じゃあ俺はこれを…」
アポロンさんはそう言うとスナイパーライフルを出した。
なぜライフルを?
「よく見ろよ。どこかで見たことがないか?」
え…このライフルが?
「あ、もしかして〈へカート〉じゃない?」
「その通り!」
へカート…なんだっけ?
「ほら、GG○でシノンが使用していた武器ですよ」
あ…!?そうだ、確かそんな名前だった。
確か…正式名称は〈PGM・ウルティマラティオ・へカートⅡ〉だったかな。
全長138センチ、重量13・8キロという重量お持ち、50経→直径12・7ミリという巨大な弾丸を使用する。
確か、対物狙撃銃(アンチマテリアル・スナイパーライフル)というカテゴリーに所属するんだっけ…車や建物に隠れている敵を打ち抜く銃で、ベルギーの…FN社だったか販売。フランスが設計したらしく、フランス軍では長距離の対物射撃、嫌がらせ、カウンター射撃、不発弾の処理に使用した。
「心を読んだけど、結構詳しいな」
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