番外編2

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それに比べてこの嫁は。 「………よくそんなに食べれるよね」 「ほーぉ?(そう?)」 美紀は でかい口開けて シュークリームを頬張る。 リスかハムスターみたいだった。 「太るよ」 「グサッ。お黙り! アハハ」 結構いっぱい買って帰ったのに きっと美紀は 明日の朝食べて、終わりだろうな。 甘いものは別腹。 よく言うけど、意味不明だ。 「学くんご飯何がいい?」 「あー……」 バクバクおいしそうに食べる美紀を 俺は、頬杖ついて見ていた。 食べ方は豪快で あんまり、可愛くはない。 けど、 すっげーうまそうに食べるから この人の食べ方、俺好きだな。 「ハンバ」 「ハンバーグ以外でね!」 「え」 知っての通り 俺の大好物は、ハンバーグ。 “何食べたい?”なんて聞かれたら とりあえず答えは決まっている。
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