番外編2

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「なんで」 「3日か4日前に食べたからー」 「…………」 確かに、そうだったかも。 最初は爆発ハンバーグだったのも なんとか食べれるレベルのものに。 美紀も、 地味に成長している。 かも。 「えー、じゃあ食い行こーよ」 「エッ」 途端に美紀は この世の終わりのような顔をして 時計を見上げた。 「今から?」 「…………」 ああ。わかった。 今日は月曜日。 美紀は今、月9にハマってるわけで。 「ドラマが……」 「ダビング」 「リアルタイムで見たい」 なんでだ。 バカ。 じゃあ夕飯用意しとけ。バカ。 「チッ」 「舌打ち!」 「してません」 美紀は “絶対した……”とか ブツブツ言いながら、テレビの近くへ。 しょうがない。 出前取ろ。
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