Betrayer

13/91
前へ
/91ページ
次へ
そう言うとエンダーは懐から何やら小さな小瓶を取り出し、蓋を開けてソレを倒れる男の頭上に置いた。 「な、何だこりゃ……?」 男がそう言うとエンダーは答えた。 「あまり下手にソレに触らない方が良いわよ 知ってる?、世の中には少しでも衝撃が加わるだけで発火しちゃう薬品があるのよ?、まあそんな薬品も調合して作ったのも私なんだけどね」 そうエンダーが言うと、男はピタッと体の動きを止める。 「まあ下手に動かないで、今はアタシ等の質問に答えなさい?」 エンダーがそう言うと男は二人を睨み付けながら渋々と「分かったよ」と頷く。
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加