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そして俺様は今回の事件は魔学の仕業じゃなく誰かまた別の第三者組織が事件の黒幕であると睨み、チームメンバー全体に『犯人の排除』の命令を出した。
俺様のチームに喧嘩を売るような行為は実に面白い、例え全面戦争になろうが受けて立つつもりだ、とにかく今は犯人を見つけ出すべく皆で動くことにした。
「……ヴィー、本当に殺されちゃったんだ」
悪党集団の本部である潰れたバー、そんな店内のソファーの上に一人複雑そうな表情をしながら座るアンジュの姿があった。
「……正直私も驚いている、あの青年が……ああも無惨に殺されたなんて」
そんなアンジュの目の前にはSmileyが腕を組ながら椅子に足を組座っていた。
そんなSmileyにアンジュは言う。
「……ヴィーは何時も私に血を飲ませてくれていました、とても優しかったです……でもそんな優しかったヴィーがもう帰ってこないなんて……」
アンジュはそう落ち込んだ表情で言うと、Smileyは言う。
「アンジュ……君は確か彼とは仲が良かったようだね、そんな彼がここ最近何か様子が変だったとかと言うのは無かったかい?」
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