観察その145

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さてと、続きです。 おばさま方を夢中にさせた冬○○…どんなお話なんでしょうかね? ね「で、冬○○がどうしたの?」 い「見たことあるんなら、共感してもらおうかと思ってね」 ね「見てるの?」 い「うん」 ね「何で?」 い「え?(笑)」 ね「何で今、このタイミングで冬○○なわけ?」 いくもの話では、大学が始まってもしばらくは元気が出なくて、 夜になると実家に電話をかけては、お母さんに泣き言を言っていたらしい。 そんなある日、見たら元気が出るからと、お母さんが冬○○のDVDを送ってきたんだって(笑) ね「元気出たの?」 い「そもそも、元気が出るような話じゃないからね。どちらかと言えば、切なくなる話かな?」 ね「…ダメじゃん(笑)」 お母さん……切なくなっている娘に、さらに切なくなる話を見せてどうする? い「とりあえず見始めると、次見たくなるじゃん?夜帰ってきて、結構夢中になって見てたから、気は紛れたけどね」 ね「夢中になるくらい面白いの?」 い「ところどころ、気になる点もあるんだけどね」 ね「例えば?」 い「う~んとね…(笑)」 い「主人公が、何回も交通事故に遭ったり、それで死んでもいないのに何故か死んだことになってたり、怪しい医者にニセの記憶を植え付けられたり(笑)まさかの異母兄弟だったり、都合悪くなると、すぐニューヨークへ行こうとしたり、材木の下敷きになったり、恋患いで拒食症になったり、一般人なのに婚約記者会見開いてみたり…(笑)まだあるけど、話す?(笑)」 ね「いや、いい(笑)」 い「(笑)」 ね「SF?」 い「ううん、純愛(笑)」 ね「嘘だろ?(笑)」 い「見たくなってきた?」 ね「……ちょっとだけ(笑)」 い「ちょうど実家へ送り返そうと思ってたから、あんたの家に送るよ(笑)」 ね「……(笑)」 最近はすっかり東京での生活も慣れて、大学生活をエンジョイしているようです。 今日、冬○○のDVDが家に届きました(笑) おしまい✨
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