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「ねぇ、私のどこがすき?」
お前はいつもそんなことばっか
聞いてきたな。
俺はいつも
「さーな」「どこでもいいだろ」
こんな適当な返事しかしなかった。
後になって、あの時ちゃんと
お前に伝えておけばよかったな。
もうお前は俺の隣にも
同じ世界にもいないのに。
付き合って一年。
俺は彼女に少し飽きていた。
今日も会う約束をしていた。
約束の時間にチャイムが鳴る。
彼女だ。
俺は無視して携帯ゲームをする。
「ねー携帯ばっかいぢらないでよ?
お腹すいちゃった。コンビニ行こうよ」
あぁめんどくさい。
「お前うっとおしい。
コンビニぐらい1人で行けよ。」
そういうと彼女は
ムスッとして出ていった。
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