第一話:山林の巨人

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「おいゴルァクソオタク共ォッ!!」 背後から飛んでくる怒号に露助以外のメンバーは震え上がった。 後ろを向くと、先程の04パイロットとその仲間と思われる男子達が。 全員に共通する事は、顔が厳つかったりちょっとしたイケメンだったりする事と、全員体育会系な事。 彼等はサッカー部。 実際のサッカー部はそんな事無いのだろうが、ここのサッカー部はこういう奴等だ。 サッカー部への偏見はない、物語の都合上こういう世紀末な奴等なのだ。 ちなみに作者はサッカーのルールは知らないがイ○ズマイレ○ンには少しだけ興味があったりする。 「・・・な・・・何か?」 怯えた様子で先程の怒号に答える桂太。 幸助や俊哉も怯えている。 「クソオタクのくせに勝ってんじゃねーよっつってんだよ!」 「どつき回っぞゴルァ!!」 口々にHM部に罵詈雑言を飛ばすサッカー部。 そんな中、怯えるHM部の中で、露助だけ表情を変えずにサッカー部に意見した。 「ちょっと待って下さいよ」
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