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ガチャ
「ルナサ姉さん、薬持って来たって起きたのね」
丁度食べ終わった頃に今度は白を強調した服に白の帽子を被った少女が入ってきた
「ありがとうメルラン」
メルランと呼ばれた少女、見た感じリリカが元気ハツラツの活発な少女だとしたらメルランとルナサは落ち着いた感じで同じだがメルランはなんか上流階級のお嬢様みたいな感じがする、なんて考えているとメルランが俺の方に来た
「メルラン・プリズムリバーよ、体の調子はどうかしら?」
「希咲 淳だ、駄目だな首から下が全く動かない」
「まぁ魔法の森の茸のほうしが多少神経に害をもたらしたって言ってたから動かせないでしょうね」
「…なぁそれって後遺症とか残ったりしないよな」
ちょっと不安になった俺はメルランに聞いた
「問題ないわ、薬を飲んで寝れば1日で治るって」
「そうか、なら安心だ」
薬をテーブルに置く時、空の鍋を見てメルランが
「あれ?淳は動けないのよね」
「ん?ああ全く動けないが」
「じゃどうやってお粥食べたの?」
「ルナサに食べさせて貰ったが?」
それを聞いたメルランはルナサにも聞く
「本当、ルナサ姉さん」
「そうだけど、どうしたの?」
「えっ、いや別に(まぁ姉さんはいつも通りだけど、淳は何かドライな感じねぇ」
「まぁ今日は薬を飲んで寝る」
「はい、口開けて」
結局、薬もルナサに飲まして貰った、苦い…まぁ良薬は苦しって言うし仕方ないな
「それじゃお休み」
「また明日ね」
「じゃあ」
「ああ、お休み三人共」
その後すぐに眠気に襲われ、寝付いた
こうして幻想郷最初の夜が明けていった
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