ひとりかくれんぼ

2/6
24人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
琴美『ねぇ、ひとりかくれんぼって知ってる?』 上代 琴美(かみしろ ことみ) 都市伝説が大好きな女子高生 里子『知らないよ?まさかまた都市伝説?』 田代 里子(たしろ さとこ) 面倒くさがりやの女子高生 琴美『そう♪今度一緒にやろうよ♪』 里子『あたしは勘弁するよ♪』 琴美『えぇ~……わかったよ1人でやるもん♪』 琴美はささっと家に帰り、ひとりかくれんぼの準備をした。 手足があるぬいぐるみ ぬいぐるみに詰めることができる程度の米 爪切り 縫い針と赤い糸 刃物(包丁、カッターナイフ)、錐など、鋭利なもの コップ一杯程度の塩水 進行方法 下準備としてぬいぐるみに名前をつけ 詰め物を全て出して代わりに米と自分の爪(切って入れる)を入れて縫い合わせる。 余った糸は、ある程度ぬいぐるみに巻きつけて結ぶ。 中に入れる米はぬいぐるみの内臓を、赤い糸は血管を表しているともいう。 隠れ場所を決めておき、そこに塩水を用意しておく。 午前3時になったら以下の順に行動するぬいぐるみに対して「最初の鬼は○○だから」と3回言い、浴室に行き、水を張った風呂桶にぬいぐるみを入れる。 家中の照明を全て消してテレビだけつけ(砂嵐の画面)、目を瞑って10 秒数える。 刃物を持って風呂場に行き、「△△見つけた」と言って刺す。 「次は△△が鬼だから」または「次は△△が鬼」と言い、自分は塩水のある隠れ場所に隠れる 琴美『これで良し♪』 琴美は準備を終えた。
/54ページ

最初のコメントを投稿しよう!