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琴美『後は、包丁をさして……』
琴美は包丁を刺した後、ぬいぐるみの名前を言い、その場を立ち去り、しばらく隠れた。
琴美『どうせなにも起こらないだろうな~……』
琴美がそう言っていると……
?『もういいかい……』
琴美『え………?』
?『もういいかい……』
どこからか声がする、琴美は1人暮らしだから親など居ない、ましてやこんな時間に友達が来るはずもない。
ぬいぐるみ『もう始めるよ?』
琴美『どうしよう…どうしよう……』
ぬいぐるみ『どこかな~』
ガチャッ
ぬいぐるみ『ここかな~………違う…』
だんだん足音が近づいてくる。
ギシギシ
ぬいぐるみ『ここも違う……』
ガチャッ ギー
ぬいぐるみ『最後はここだけ……くすくす』
琴美『しまった!?』
ぬいぐるみ『み~つけた♪』
その時だ……どこからか声がした。
その声はだんだん近づいてきて………
?『都市伝説み~つけた!!』
バリン
琴美『キャッ』
窓から1人の男性が入ってきた。
?『見つけたぜ都市伝説!!この俺、我流が今から片付けてやる!!』
ぬいぐるみ『なんだか分からないけど、一緒に遊んでくれるんだね♪』
我流『そうだ今から、鬼ごっこの時間だ!!』
我流はなにやら呪文らしきものを唱えた。
我流『霊塊催鵡寧羅轡神座………』
そして……
我流『我が魂と共鳴せよ!!いでよ!!呈鳴!!』
我流の腕から一本の刀が出た……
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