ひとりかくれんぼ

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我流『形、覇、堂、軟、結!!』 我流は何かを唱えている。 我流『伝説を封じ、この都市を守れ!!解き放て!!呈鳴!!』 我流が持っていた刀が青く光った。 我流『封印式、五崩星!!』 ズシャ!! 我流は刀を持って、ぬいぐるみを切った。 そして、紋章が浮かんだ。 星型の紋章が浮かんだ。 我流『出て来こい!言霊!』 ぬいぐるみの中から、白い魂のようなものが出て来た。 琴美『なに……これ?』 我流『こいつは都市伝説の源みたいなものだ。こいつが力を蓄えて、放出したら都市伝説が生まれる。つまり……言霊だ。』 琴美『へぇ~………』 琴美は意味が分からなかったがとりあえず理解した 我流『次はこいつを……』 我流はその言霊を手に取り…… 我流『あむ……むしゃむしゃ……ゴクン』 喰った。 琴美『ちょ………大丈夫なの!?』 我流『大丈夫も、なにも俺はこいつを喰って強くなってんだよ、悪いか?』 琴美『グロいよ………それよりあんただれ?』 我流『俺は、都市伝説破壊人………都市伝説を破壊し、人を助ける……それが俺の仕事、俺の生きがい、俺の目標だ』 琴美『都市伝説破壊人?』 我流『さっきも見ただろう、俺があの都市伝説と戦って居るところを……おっと、早く帰らないと、親父心配するからな~、じゃあな』 琴美『え…あ、ちょっと!!』 我流はそそくさと窓から飛び降り、何事もなかったかのように消えた。
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