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女子生徒が何故かどや顔をしながら俺の方へ視線を向ける。
「…で?他には?」
「…え!?他に!?」
女子生徒は、俺の予想外な反応に驚き、困った顔を見せた。
「えっとぉ~…
あ、あおいだりも出来るよ?」
「おやすみ」
「え~!!
ちょっと待ってよ!
それは困るって!!」
女子生徒の苦しまぎれの一言に、俺は興味が薄れて寝ようするが、大声で阻止されてしまう。
「なんなんだよ…」
ため息を吐きながら、俺は頭をバリバリと掻くと、女子生徒は間を置いてから、嬉しそうな顔をしてこう言った。
「私は今日、君を探偵部に勧誘しにきたんだよ!
小野崎 晋助くん!」
「あ?…探偵…部!?」
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