未来都市 デュランバーク

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遅れて教室に入ってきた俺は、もちろん担任に怒られ、朝と昼と放課後まで説教という地獄の1日だった。 何とか反省文を書くことで許されたが、次遅刻したら、今度こそ本当に留年してしまう。 アラームを後10分早めるかな・・・。 そして今は、説教も反省文も何もかんも終わった帰り道。今日はどっと疲れたので、1人でゆっくりと帰りたかったのだが・・・・・・ 「ちょっと聞いてる!?大体あんたはいつもいつも遅刻して・・・・・・・・・」 何故か説教を受けている。説教しているこいつは誰かと言うと、俺の幼馴染みの夏目 綾香[なつめ あやか]。学校では文武両道、才色兼備、おまけに美形でスタイルも抜群というまさにスーパー美少女。“兎秦高校付き合いたいランキング女子部門”第1位のこいつ。毎日告白が絶えないのだが・・・・・・ 「大体1回で起きればいいでしょ!!1回で!!何で起きれないのよ!?このゴミ虫!!」 こいつの本性を知れば、誰だって幻滅するだろう。そう、こいつは性格がクソ悪いのだ。もう学校1と言っても過言ではないくらい。 じゃあ何故今もなお、現在進行形で人気なのかって?それは・・・・・・・・・
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