未来都市 デュランバーク

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「あれ、同じクラスの秋元さんじゃないか?」 「~~っ!?あら、秋元ちゃん奇遇ね~。今日部活休みなの~?」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 まぁこういうこと。つまり、学校では猫を被って、と言うよりか、本当の自分を隠して生活しているから、こいつの本性を知っている奴なんかいない。 「どーしてあんなウソつくのよ!?このゴミ虫!!」 「だぁ~!!っるせぇんだよ、いちいち、いちいち・・・。お前は俺の親か!?このクソババァが!!」 「~~っ!!!!クソババァって何よクソババァって!?」 「クソババァだからクソババァって言ってんだよ!!クソババァが!!」 「また言ったわね!?だいたい私のどこがクソババァなのよ!?文武両道、才色兼備、おまけにこの美貌にこのスタイル・・・。パーフェクト過ぎる私のどこがクソババァなのか言ってみなさいよ!!」 「そんなもん、普通自分で言うか!?この、自意識過剰女が!!!」 「私の場合は自意識過剰じゃないからいいのよ」 「何だよそれ・・・」 こんな子供染みたケンカを毎日毎日・・・かれこれ2年程続けてるこっちの身にもなってくれよ。 夏目さんと幼馴染みで羨ましいだぁ?んなもん、代われるもんなら、今すぐにでも代わってやるよ。 結局家に帰り着く最後の1秒までケンカしていた俺達。喧嘩する程仲が良いって言うけど、あれは嘘だな。
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