未来都市 デュランバーク

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「ただいま~」 ったく、今日は説教や反省文や、あのクソ女のせいでどっと疲れた。 「あら、おかえり。何か、隆太郎宛に手紙が来てたわよ」 「あ~手紙~?」 適当に返事をするのは反抗期だからではない。ダルいからだ。いつもはきちんと返事をしている。 ってかぶっちゃけ手紙なんてどーでもいい。今すぐベッドにダイブしたい。だから俺は、 「後で見るからそこに置いとって」 と言った。そしてそのまま自分の部屋へ行き、すぐさまベッドにダイブ。よっぽど疲れてたんだろうな。10秒もしない内に寝ちゃったよ。 それから親が晩飯を用意するまでの3時間、制服のまま寝ていた。 目を開けると辺りはすっかり真っ暗になっていた。俺は制服のまま、晩飯を食べ、風呂に入り、手紙のことなどすっかり忘れて、リビングでくつろいでいた。 「ねぇ、あんた手紙見たの?」 俺がバラエティ番組を見ていた時、突然親が話し掛けてきた。 「あ・・・忘れてた」 「あんたって子は・・・・・・」 「アハハ・・・・・・。手紙どこある?」 「そこの引き出しにあるわ」 言われた通り引き出しを開けると、“モリグチ リュウタロウサマ”と書かれた青い封筒が。 封を切り、中を開けると、とんでもないことが書かれていた。
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