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一時間目が終わり、休み時間に練は隼に会う為に5-5に向かった。
練「隼~♪……あれっ? 凍、隼知らねぇー?」
と、凍に声をかけた。
凍「……サボりだよ」
と、いない事を告げる。
練「嘘だろ!? 隼が!? マジで!?」
と、騒ぎ出す。
凍「……うるさい……」
と言って、凍は教室を出てしまった。
練はどうしよう……と考えていると、
「仁推君ってよく授業サボってるよね~」
「でも、隼君ってサボったりしないと思ってたのに~」
「そんな所もカワイイんだけどね……」
と、クラスの女子が噂している。
練(へ……へぇ~……隼って人気あるんだ……。凍ってサボり常習犯!?)
「って、こんな事してる場合じゃねぇー。隼探さなきゃ……」
練は「お~い、隼~」
と言いながら教室を出た。
凍は二時間目の授業をさぼり、屋上に来ていた。
凍は屋上のフェンスによしかかる。
凍「……凍……俺……」
と、一人言を言いかけて、誰かが倒れているのに気が付いた。
凍(……誰だ……!! 黒桜隼!?)
「おい……大丈夫か!? おい!」
返事がないまま倒れている。
凍(確か……病弱だって言ってたな……)
「……保健室……連れてくか……」
凍はサボりの邪魔をされて少し不機嫌になりながらも、隼を連れて保健室に向かった。
二時間目も終わり、その休み時間も、練はまた5-5に行った。
練「隼いるか~?」
近くの女子が答えた。
「二時間目もいなかったよね」
「どこ行っちゃったんだろう……?」
練(……療癒に拐われたかな?)
と 思い、保健室に向かった。
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