第二章 “反逆者”

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一時間目が終わり、休み時間に練は隼に会う為に5-5に向かった。 練「隼~♪……あれっ? 凍、隼知らねぇー?」 と、凍に声をかけた。 凍「……サボりだよ」 と、いない事を告げる。 練「嘘だろ!? 隼が!? マジで!?」 と、騒ぎ出す。 凍「……うるさい……」 と言って、凍は教室を出てしまった。 練はどうしよう……と考えていると、 「仁推君ってよく授業サボってるよね~」 「でも、隼君ってサボったりしないと思ってたのに~」 「そんな所もカワイイんだけどね……」 と、クラスの女子が噂している。 練(へ……へぇ~……隼って人気あるんだ……。凍ってサボり常習犯!?) 「って、こんな事してる場合じゃねぇー。隼探さなきゃ……」 練は「お~い、隼~」 と言いながら教室を出た。 凍は二時間目の授業をさぼり、屋上に来ていた。 凍は屋上のフェンスによしかかる。 凍「……凍……俺……」 と、一人言を言いかけて、誰かが倒れているのに気が付いた。 凍(……誰だ……!! 黒桜隼!?) 「おい……大丈夫か!? おい!」 返事がないまま倒れている。 凍(確か……病弱だって言ってたな……) 「……保健室……連れてくか……」 凍はサボりの邪魔をされて少し不機嫌になりながらも、隼を連れて保健室に向かった。 二時間目も終わり、その休み時間も、練はまた5-5に行った。 練「隼いるか~?」 近くの女子が答えた。 「二時間目もいなかったよね」 「どこ行っちゃったんだろう……?」 練(……療癒に拐われたかな?) と 思い、保健室に向かった。
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