壬生浪士組

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錦「そんな心配しなくて大丈夫だ」 錦お兄さんにわしゃわしゃと頭を撫でられる。 錦「取ってくるから部屋で待ってろ」 錦お兄さんは勝手場に向かって歩いて行く。 私は言われた通りに、部屋で待機する。 その間、ぐるぐると様々なことを考える。 どうしてここに? 私は迷惑? 美那は怪我しなかったかな? 未来の私は消えたの? 父上と母上、心配してる? 元の時代に戻れる? 結局、何一つ答えが見つからないまま。 私はどうすればいいのか。 暫くは此処に居たい…… けど、私は異質。 此処に居たら迷惑になる。 どうすれば、どうすれば、どうすれば…… 考え出すと、止まらなくなる。 どんどん悪い方に考えてしまう。 「…!百合っ」 肩を捕まれ、揺すられて、やっと錦お兄さんが戻ってきたことに気がついた。 百「あ、ごめんなさい。えっと……昼餉だよね?」 錦お兄さんの横に置いてあるお膳を見て、言う。
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