第2章

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「わぁー綺麗…」 前夜の雨の雫が綺麗な花につき、太陽に照らされキラキラと輝いている 気持ちのいい風が家の周りに咲いているたくさんの花を揺らして一層綺麗だ 彼女はハーブティーを飲みながら、窓からその景色を眺めていた 「こんな日は、外へ出たくなっちゃうなぁ…」 彼女がそんな独り言をいうと 窓から風が入ってきて彼女の髪を軽く揺らした それはまるで「お前は外へ出てはいけないんだよ」と言っているようで、彼女は苦笑した 「わかってるわよ…私が外に出たらいけないことくらい」 さっきまで晴れていた空には雲がおおっていた
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