第2章

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「なんだか、お腹すいちゃったわね…スープでも作ろうかしら」 彼女はそう言って立ち上がると、台所へ向かった 冷蔵庫で材料を取っているところで彼女は手を止めた 「いけない…きのこを切らしていたのを忘れてたわ」 どうしましょう…と少し考えてから彼女は思い立ったようにカーディガンを着てカゴを持った 「少しだけなら…大丈夫よね」 彼女の呟きと共に必要最低限の物しかない素朴な部屋にはドアの開閉音が響き渡った
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