セクハラ

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ある日のお昼休み、うちの職場は30分ずれでそれぞれ上がります。 最後になった私は、お昼休み魚売り場のチーフと同じ時間になりました。 チーフは食べた早々、「これから寝るから下に降りるときに起こしてくれ」と言葉を残し奥の部屋に消えていきました。 時間になり、「チーフ時間ですょ」って声をかけた私にチーフは突然キスをしてきました。 「チーフ寝ぼけてるんですか?」 胸を揉んできたチーフ。 意味がわからない。私はすぐさま下に降りて何事もなかったかのように仕事をこなしました。 怖くて怖くて、心臓が爆発寸前です。 チーフは、私を見ながらニヤニヤ… 気持ち悪い。 彼氏の家に帰宅し、彼氏には打ち明けられず翌日も更に翌日も続きました。 昼時間をずらしても駄目、頭にきたから自転車で婆ちゃんの家まで帰宅して食べていました。そんな日々が続き、心身共に疲れてしまいようやく彼氏に話す決意をしました。すぐに怒り狂った彼氏は、スーパーへ。遠く離れていた私は、何を話しているのかわからず でもチーフは困った顔… 時間が過ぎ、彼氏はチーフと店長と話し終わり怖い顔で戻ってきた。 「話しにならん!」 どうやら、店長が「うちのチーフに限って…」そんな話になったらしい。 「明日からもぅ行かなくていい!」だって。 …ありがとうと心の中でお礼を言った。 守ってもらってるって… 嬉しいよね。 でも… 明日から仕事がない。 婆ちゃんには話せないな。 二三日が過ぎ、彼氏が「仕事見つけたぞ」って帰宅した。 ん?仕事? 彼氏の働く某大手スーパーの食品レジ。 「一緒に働けるの!?ヤッター!」 もぅ私は大喜び! 翌日から一緒に出勤。
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