【可憐・ライダー・ガールズ】

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そして金髪女が去った後にしばらくして土方さんが金髪女を追っていった…。 この場には『CALA』の4人と私達5人しかいない…。 今度は胸の鼓動が凄く聞こえてきた…。 私は身体が金縛りにあっているかのように動かなかった…。 団子頭の女が1歩前に出ると… 「黄色いそこのアンタ…。 アンタが『牙』の『奈倉かおり』だろ? どう? 私とサシでやり合ってみない? そっちにそんな勇気があるならだけどね。」 団子頭の女は余裕な表情で奈倉さんにそう言った…。 すると奈倉さんは… 「…『ハン・スンミン』だね。 面白いじゃないか…。 私が直々に相手してやるよ。」 と答える…。 奈倉さんがあの団子頭とやり合う…。 おそらくあそこにいる髪が短い女と絵里加さんがやり合うだろう…。 そんじゃあ、あとの2人は誰が…? 奈倉さんは私達に背中を向けたまま… 「…サラサラな方が『ク・バラ』…。 髪を巻いている方が『カン・ジヨン』。 あの2人を三月、奈緒が相手してやりな。」 と指示をする…。 私はその時、正直ホッとしたが、一応… 「奈倉さん!! 私は!?」 と言うと… 「…相手はあの『CALA』だ。 もしかしたら全滅だってあり得る。 知里は皆がやられた時に最悪な事態にならないよう待機してな。」 と言った…。 奈倉さんはおそらく私に気を使ってそう指示してくれたんだ…。 私って… 本当にダメだな…。 こんなんで皆と同じ看板背負えないよ…。 そしてついに… 『Last Engage』と『CALA』の喧嘩が始まった…。  
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