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そして、自分こそムードもへったくれもない台詞のクロ。
「し、仕方ないじゃん！どうして良いのかわかんなかったんだもん！は、初めてだったんだもん！」
「ならこれからしっかり慣れさせてやる」
「……っていうか、ね！続きは？」
「あ？」
「続きが聞きたい！」
「何の」
「‘マジで俺で’のその先が聞きたい！」
「ワン！」
「ワン……って、え!?」
絶妙すぎるタイミングで割り込んで来たその声……鳴き声は、やっぱり久しぶりに聞く声。
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