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「さて、状況は把握済みだ。目的の達成まで、後、2時間それまで、しのいでくれ。」
「はい。」
私達はアルトに一礼をして出ていこうと・・・。
「後、名雪将軍はここに残れ。」
カラス達が出ていき、そこは、私とアルトの2人だけになった。
「雪、食堂に脱出用に魔法陣がある。状況が不味いと思ったなら使え。」
「それは命令、それともお願い?」
私はアルトを正面から真っ直ぐに目を見る・・・綺麗、過ぎて顔が見えない、顔を横に向ける。
「両方だ。」
「命令なら本当に不味い時に使う、お願いなら・・・ごめん聞けそうにない。」
「それでいいよ、雪。」
「失礼します。」
私は、回れ右をして配置場所に向かい、歩きだそうとするが。
「雪。」
右手首を掴まれ、一気に引っ張られ体が正面に向き。私は回れ右をした意味は無くなりーーー唇を奪われた。
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