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「キリッドヤァ…じゃありませんよ全く。それより兄さんの声も聞こえましたが」
「彼ならまだ空だ。そろそろ降ってくるぞホワイトよ」
「あ、やはりボクもメンバーだったんですね」
「でりゃあああ!光になぁぁぁれぇぇぇ!」
『姫のためならためなら例え質量兵器になろうともぉぉぉ!』
空から降り注ぐ2つの影
その一つは人間で、もう一つの竜のような影の尾を掴み、まっすぐ機鎧に向かって落ちていた。
「『ひでぶっ!?』」
だが、機鎧に迎えうつとばかりにアッパーされ、再び吹き飛んでいく2つの影
「…兄さん!?」
「と、ベリアだな。そのまま吹き飛んでいったわ」
あはははと笑うスルト
「いやいや、笑いごとじゃないですよ!?」
クォーツが突っ込んでいる間に、復活したウィンとアオイは機鎧に立ち向かっていく。
ウィンは無数の玉…拳大はあるそれを宙に浮かべ、アオイはロケットランチャーをどこからともなく取り出して放つ
回避もしない機鎧は、爆煙に包まれ、ウィンはそこに無数の玉を打ち込む。
そしてブルーはルビィを掴み、一気に後方へ向かって走っていった。
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