プロローグ

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ー 2007年8月15日、真夏の浜辺。  あの日に戻れたらと、今でも思う。  もし、あのとき……もっと早く自分の気持ちに気付いていたら何かが変わっていたんじゃないかと。  『今さら遅い』と君に叱られるかもしれないけど、此処を訪れる度にそう思わずにはいられないんだ。  だけど、君の言葉は忘れていないよ。  君と出逢い一緒に過ごした日々は、一生消える事のない”記憶”として今でもちゃんと覚えてる。  そして、これからも……君が望んだように永遠に心の中で生き続ける。  共に過ごした最初で最後の”記憶”として永遠に……。ー
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