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女「なるほど、二人はお知り合いだったのですか。」
優輝「うん。」
女「これは失礼しました。」
光平「全くだ!俺と優輝の愛を確かめ合ってたのに。」
優輝「違うだろ!」
優輝はまたまたハリセンを取り出し光平の頭を全力で叩いた。
女「あの、お二人はどういうご関係で?」
光平「俺は神谷光平、優輝の彼氏であり未来の夫だ。」
優輝「だから違うと言っているだろう!ごめんね、俺の名前は黒木優輝、れっきとした男だ。」
女「えっ?えーーーーーーーーーーー」
優輝「そんなに驚かなくても…」
女「だって、どう見ても女の子じゃないですか!」
そう言われ優輝はひどく落ち込みその隣で光平は笑い転げていた。
女「あ!、ご、ごめんなさい。」
優輝「別にいいよ、慣れてるから…」
そう言いながらも明らかにテンションが低い優輝。
女「えっと、カミヤコウヘイさんとクロキユウキさんですね。変わったお名前ですね。私の名前はカナタ=クロイスです。よろしくお願いします。」
優輝「よろしくカナタちゃん。」
光平「プイ、別に仲良くなろうなんて思って無いんだからね!でも優輝が言うなら仲良くしてあげてもいいんだから!」
カナタ「えっ?あっ、うん」
二人はそうしてカナタ握手をした。
カナタ「二人は何処から来たの?」
優輝「ちょっと旅をしてたら迷っちゃって。」
カナタ「ふーん、じゃあうちに来る?」
優輝「いいの?」
カナタ「うん、非礼のお詫びとして、あと服変えないいけないしね。」
優輝「ありがとう。」
光平「じゃあ出発。」
優輝「お前が仕切るな!」
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