第6章 別荘

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第6章 別荘

今日は俺の別荘に泊まりに来た。 妻と娘2人。妻は体が弱く、最近もっと弱ってきたのでこの大自然に気晴らしの為に連れて来た。俺は此処に来ると必ず散歩をしてるんだ。いつもの散歩コースを歩いてるとき、途中のベンチで休憩して、別荘に戻った。 「ただいま。」 「あら、貴方お帰りなさい。」 あ、タオル忘れた。 ん?娘達がいない。 「2人は?」 「あー、学校よ。」 「何言ってるんだ。2は池で遊んでるんだったろ?お、今日は体調が良いのか。しかも肉料理か。」 「ふふ、そうなのよ。後もう少しよ。次は大掛かりな作業ね…」 「?タオル忘れたから取って来るよ」 そう言って別荘を出た。 タオルを取って別荘に戻ろうとしたとき、池が夕日に染まったのか、茜色になっていた。 「これは良い眺めだ。娘達にも教えてやろう。」そう思って急ぎ足で別荘に戻った。
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