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第5章 「姉ちゃんと彼女」
俺には超美人な姉ちゃんがいる。そして美人な彼女もいる。
美人だけど姉ちゃん程ではないな。
そんな超美人な姉ちゃんが俺の家の近くに引っ越して来るんだって。
彼女は俺が姉ちゃんと話すだけで嫉妬する。
ある日、姉ちゃんから電話が繋かってきた。
「もしもし?」
『あ、荒野?』
「どうしたんだよ、めったに電話しないくせに。」
『あのね、その…いたっ わ、私と彼女、どっちが好き?』
今日はなんか変だ。だって姉ちゃんは内気で大人しいタイプだからそんなこと絶対聞かない。
「どうしたんだよ、姉ちゃんなんかきょ『早く答えて!』あ、ああ。勿論姉ちゃんだよ。彼女には内緒な。ヤキモチ焼くから(笑)」
『っう ぐすあ、ありがとう荒野!こ』
プープープープープープー
あ、切れた。最後なんて言いかけたんだ?それにしてもそんなに嬉しかったのかねー。
意味、分かりました?
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