たからもの

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青い空と流れる雲。 いつもの風景。 何も変わらない。 それが、アタシのたからものだった。 いつもの色に紛れ込んだ異色。 あなたの笑顔。 優しさ、真面目さ。 どうして? どうしてだろう アタシのたからものは、何でもない日常だったはずなのに。 それが崩れた。 あなたと出会ったから? 惹かれ合う心。 何度もすれ違った。 でも、結局、離れられなくて。 いっそ壊して。 アタシを壊して。 もう泣きたくないの。 できないのならせめて、忘れさせてよ。
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