1人が本棚に入れています
本棚に追加
始まりがあるから、終わりがある。
終わりがあるから、始まりがある。
そんなのを永遠に繰り返すのが、生きているって事なんだなってのを子供の頃から良く思う。
例を挙げると、子供の頃は誰でも使った事のある玩具。誰でも経験した事はあるだろうが、使い始めて何ヵ月かすると一個は壊してしまう。まぁ、そんな経験無いって人も居るかもしれないがな。
結局何が言いたいかって言うと、始めてしまったからこそ、その玩具は壊れてしまったのだ。つまり、使わなければ壊れなかったんじゃないだろうか?
結果論では?と言いたくなるかもしれないが、俺にはそうとしか思えないのである。
だが、そう思って使わなかったとしても、何かの拍子で壊れてしまう事もある。
またまた玩具を例に挙げるとしよう。まぁ、玩具を使わないというのは、寧ろ作った人に対して失礼かもしれないが、飾っておくという場合もあるだろう。レアなものとかは特にな。
さて、話を戻そうか。此処で言う所の何かの拍子というのは、実に様々だ。飾っている場合で言うと、ついぶつかってしまい落として壊すだとか。落としてしまい拾おうとして、踏んで壊すだとか。
そんな事はそんなに無いだろうが、あることにはあるのである。ただ、確立が低いだけでな。
玩具ではないモノで永遠とそれを繰り返す。思っても、思わなくても。人はそうして、生きていくのだろうな。
今まで語っていた事と全く関係ないかもしれいが、俺の事を語ろうと思う。
ちょっとした些細な事で始まり、ちょっとした些細な事でそれは終わる。
それが、俺の知らない所で始まってしまった。 俺の思いの関係なく。そして、それによって起きる結果も、俺の思いの関係なく決められていたのかもしれない。
ただな、どんな気持ちでそれをしたのか分からないが、今は精一杯の皮肉を籠めて一つの言葉を贈るよ。――――ありがとうってな。
最初のコメントを投稿しよう!