*11* 虫唾が走る。

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柚愛 「え…、あ、はい」 ここまで自分を卑下する人初めて会った。 えっと…。 ネガティブっていうのか? 雫 「……で?」 柚愛 「?……で?」 雫 「………(汗 君、今日転入日だよね? なんでこんなところに?」 柚愛 「あ、いや…実は、迷子になっちゃって。 …あはは、はは、ははは」 雫 「あはは、面白い冗談だね。 ………事実かよ。 んー。 じゃあ教室まで一緒に行けばいいのかな?」 柚愛 「…すみません。 よろしくお願いします」 イジメ…レイプの方が近い気がするけど、まぁ、助けた相手に助けられた。 それから、教室までずっと二人でこの学校についての事や、俺自身の事を話して過ごした。 華奢で、いじめられっ子で、ネガティブで、変人な葛城くんと仲良く?なりました。 ー*ー*ー*ー*ー*ー
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