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翌日。
授業が終わり、放課後の廊下を歩きながら私は携帯を取り出した。
依然、啓大くんからの連絡はない。
いつもなら、おはようとか、駅まで一緒に帰ろうとか、どうでもいいことでもメールくらいくれるはずなのに。
もちろん、私からもメールをしてないから、啓大くんばかりを責められないんだけど……。
だけど、なんでだろう。
やっぱり、私のせい？
私が……キス以上のことを拒んだから？
啓大くんとこのままでいいわけないと思った私は、回れ右して啓大くんの教室へ足を向けた。
もう帰っちゃったかもしれない。
でも、もしまだ残っているなら。
きちんと顔を見て、話をしたい。
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